Oh!元気 ねっと
トップページOh! 元気 ねっと 地域づくり!      現地ルポイベント情報 募集コーナー

 ”地域づくり”現地ルポ

■「まちなかよさこい」  (高知県高知市)  
   「まちなかよさこい」は、高知市内中心部の商店街で、本場高知の「よさこい鳴子踊り」を披露するイベントで、お客さんを呼び込もうという”地域づくり”の目的で始められたものです。このイベントは、8月の「よさこい祭り」の本番に来られなくても、躍動感のある踊りを十分に楽しむことができることから、観光客に対する”おもてなし”の場として、また本番の「よさこい祭り」に出場する踊子を育てる”人づくり”の場として、その広がりに期待がかかっています。

 「まちなかよさこい」の概要
 ▲運営 
  「まちなかよさこい」は、高知市中心部の大橋通り、帯屋町1丁目・2丁目、壱番街のアーケード商店街にあるお店で組織している「協同組合 帯屋町筋」が主催し、地元の観光関係機関などの協力を得て、平成8年(1996年)から始めているものです。
 ▲日程と会場
 「まちなかよさこい」   毎年8月に開かれる「よさこい祭り」本番(8月9日~12日)前の5月から7月にかけてのほぼ毎週日曜日、正午から2時間半にわたって、商店街を移動、合わせて4か所で本番と同じ「よさこい鳴子踊り」を披露。
☆2014年は5月11日~7月20日まで(毎週日曜日)実施。
   ▲演舞チーム 
    演舞チームは、「帯屋町筋」があらかじめ常連の7~10チームに要請して参加チームを決定。1チームは、約20人で編成。各チームはジュニアや大学生など若手中心のメンバーになっています。
 「まちなかよさこい」の魅力は・・・?
    「まちなかよさこい」は、本番の「よさこい祭り」のように多くの踊りの団体が参加し、賑やかに演舞が行われるのとは違い、規模は小さいものの、すぐ目の前で”鳴子の音、演舞する人の踊りや表情が”見られるという”スキンシップ”が最大の魅力です。
 会場では、すっかりおなじみとなった掛け声とリズムに合わせて、踊子たちが、さわやかな笑顔を見せながら、一生懸命躍動感のある演舞を披露、見ている人々に感動と元気を届けます。
 一方、踊子たちは、真剣なまなざしで見ていてくれる人たちの視線を強く感じ、素晴らしい演技で応えようと頑張ります。踊子が自分の踊りに満足を感じれば、それは至福の時間となり、見る人と踊る人の一体感が生まれ、会場は最高潮に達します!
「まちなかよさこい」の目的
    「まちなかよさこい」は、中心商店街の活性化つまり、”地域づくり”をめざして、人々を商店街に呼び込むことなど2つの目的を持ってはじまりました。 

300年の歴史「日曜市」
 ▲目的① 
☆帯屋町筋商店街の活性化 ・・・
 高知市の中心部の130店が加盟する帯屋町筋商店街の活性化。

☆「日曜市」の振興・・・
  300年以上の歴史を持ち、高知城から続く「追手筋」通りの1km余で、毎週日曜日に約500店の出店が参加して開催されている土佐の「日曜市」の振興を促進。
 ▲目的② 
    8月に開催される「よさこい祭り」の本番を前に、「まちなかよさこい」で祭り気分を高めようという、「よさこい祭り」のPR。
  高知市内の中心商店街の活性化という目的に向かって長い間続けられて、”地域づくり”の場として確実に成果をあげてきた「まちなかよさこい」には、まだまだ多くの魅力があります。
本場の「よさこい祭り」の時期に来ることができない人にでも、5月から7月の間の決められた日曜日に高知にやってくれば「まちなかよさこい」で本場高知の「よさこい鳴子踊り」を見られるという”おもてなし”の場として、また「よさこい祭り」の次世代を担う踊子の演舞の技量を磨く場・”人づくり”の場として発展することが期待されています。
   「まちなかよさこい」担当 楠瀬 昭一さん(くすのせ しょういち)
  「まちなかよさこい」を長い間続けてきましたが今後の運営には、いくつかの課題もあります。 
   ①音響装置の性能向上による使用料の高騰
   ②商店街の協力店の拡大
   ③演舞チームの確保
  などです。こうした課題について商店街、観光関係機関、それに行政などと協議し、いろいろやりくりしながら、これからも「まちなかよさこい」を続けていきたい。
「Oh! 元気 ねっと」の注目点 
  このように運営上の課題を抱えながらも、ひとつひとつ課題をクリアしながら続けられ、さまざまな効果を持たせてきた「まちなかよさこい」の次の点に「Oh!(お)元気 ねっと」は注目しています。

高知市の中心部
 注目点①「まちなかよさこい」をもっと多くの人に見てもらう
  「よさこい祭り」の本番前に高知を訪れる観光客は少なくない。こうした観光客を「まちなかよさこい」にお誘いできないだろうか。
  「まちなかよさこい」は、魅力があるうえ、5月から7月の日程が決まった日曜日に披露されていて、観光客に対する高知の”おもてなし”場となっています。
  「まちなかよさこい」が行われる日に多くの観光客に見てもらえうよう、観光客をいかに帯屋町筋商店街に導き入れるか、商店街、観光関係機関や高知市民の熱い売り込みに期待と注目です。




パワーあふれる若手の演舞
 注目点②「よさこい祭り」を支える次世代の若手育成
   本番の「よさこい祭り」を引き続きけん引して行くのは、次世代の若手の踊手です。「まちなかよさこい」に参加してきた若手の踊子たちの多くが「まちなかよさこい」に参加して、お客さんと対面して、技量を磨くことができ、自分自身も満足でき良かったと話しています。
   こうした「よさこい祭り」を盛り上げる若い踊子の養成の場として、「まちなかよさこい」は若手の踊子の層を底上げする効果をもたらしています。多くの若手の養成に注目です。.


 問い合わせ
 
  協同組合 帯屋町筋(おびやまちすじ)

       〒078-0842
       高知県高知市追手筋1町11


              TEL:088-824-8830

写真提供: 高知県観光コンベンション協会 
        ☆高知観光情報「よさこいネット」 へリンク
        ☆TEL: 088-823-1434


 Copyright © 2009~ Oh! 元気 ねっと All Rights Reserved