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 札幌の秋 時計台

    秋の観光シーズンを迎えて札幌のシンボル・時計台は、大木の緑に優しく包まれて、周囲のビルが一番気にならない姿を見せています。時計台は、1878年(明治11年)、今の北海道大学の前身・旧札幌農学校の初代教頭クラーク博士の提唱で、演武場として建てられました。北海道の明治の洋風木造建築を代表する建物で、3年後に時計塔が増設され、時計が取り付けられ、時を刻み始めました。国の重要文化財に指定されていて、あと5年後には創建150年を迎えます。
    
 「緑に囲まれた時計台をご覧ください」(2023年9月8日撮影)
    

       大木の囲まれた時計台

      観光客とビルを覆い隠す木立

       時計塔と文字盤もくっきり

      1階の展示室(時計台内部)

           2階のホール

      かつての時計の展示(2階)

         時計台の模型(2階)

   ところで、時計台が設置された当時は、周囲にビルなどなく、鐘の音は、札幌市内の各所で聞こえましたが札幌の都市化とともに大きなビルが建ち、道路が整備されて便利になってからは、騒音も激しくなり聞かれなくなりました。また時計は、古いだけに、市内の時計屋さんの助けを借りながら今を刻み、毎正時に鐘を鳴らしています。緑の木立がビル群を包み隠すという、時計台の秋を紹介しました。



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