このライラック、今から125年前の1900年(明治33年)、植物園の初代園長に宮部金吾氏が任命された前後に植えられたということで、それ以来これまで長い年月を風雪に耐えながら、毎年花を咲かせてきたものです。
しかし今年は、どうしたものか花を咲かせる5月半ばのシーズンを迎えたものの花の数が少なく、3つの房しか咲いておらず、愛好者を心配させています。
今年咲いた最古のライラック
きれいに咲いた最古のライラック
植物園によりますと、今年はこれ以上花が咲くことはないということです。また今年花の数がすくなかった原因は老木であることや周囲の樹木が成長したため日当たりが悪くなったことなども考えられるが、去年も沢山咲いており、来年以降も花は咲き続けるのではないかと話しています。
今年咲いた花はわずか3房