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 札幌最古のライラック”ピンチ?”

     札幌最古のライラックは、北海道大学植物園にあります。

      
北海道大学植物園

   このライラックは、今から135年前の1890年(明治23年)ころ、アメリカから女学校(現在の札幌北星学園の前身)を創設するため札幌にやってきたサラ・スミス女史が故郷から携えてきた苗木から育ったもので、母樹がすでにないので、このライラックが札幌では最古の木とされています。

  最古のライラック(左側)と古い建物

        最古のライラックの木

       最古のライラックの説明文

    このライラック、今から125年前の1900年(明治33年)、植物園の初代園長に宮部金吾氏が任命された前後に植えられたということで、それ以来これまで長い年月を風雪に耐えながら、毎年花を咲かせてきたものです。
    しかし今年は、どうしたものか花を咲かせる5月半ばのシーズンを迎えたものの花の数が少なく、3つの房しか咲いておらず、愛好者を心配させています。

   
今年咲いた最古のライラック

     きれいに咲いた最古のライラック

    植物園によりますと、今年はこれ以上花が咲くことはないということです。また今年花の数がすくなかった原因は老木であることや周囲の樹木が成長したため日当たりが悪くなったことなども考えられるが、去年も沢山咲いており、来年以降も花は咲き続けるのではないかと話しています。

     
今年咲いた花はわずか3房



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