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　　さっぽろ雪まつり「２０24」

　　　北海道を代表する冬を楽しむイベント、第74回さっぽろ雪まつりが4年ぶりに「大通り会場」、「すすきの会場」、「つどーむ会場」の3つので、今月4日に開幕くしました。3つの会場に並ぶ雪と氷の像は196基。メイン会場の大通会場では、市民雪像も含めて123基が製作されました。高さ10mを超える大雪像は、「栄光を目指し駆けるサラブレッド」、「旧札幌停車場」、「イノシュバンシュタイン城（ドイツ）」など5基でいずれも純白で、精巧に作られているところに目が奪われます。

　　　また大雪像には及びませんが市民が制作した雪像にはどこか温かみの感じられ、見ていてほほえましく感じられます。漫画のキャラクターなどが目立ちましたが、中には、米大リーグで活躍している人気の大谷翔平選手の雪像がありました。ここ3年新型コロナの影響で外国人観光客の足が雪まつりから遠のいていましたが新型コロナの発生が下火になったこともあって、海外からの観光客も多数訪れて、冬の札幌の大イベントを楽しむ姿が見られました。

　大通会場　　　　2024年2月4日（日）～2月11日（日）ライトアップ22：00まで

　すすきの会場　　2024年2月4日（日）～2月11日（日）ライトアップ23：00まで

　つどーむ会場　　2024年2月4日（日）～2月11日（日）　9：00～16：00

　ここでは、大通り会場の様子を一部ご覧いただきます。

■大氷像　「栄光を目指し駆けるサラブレッド」

（大通会場・5丁目）

　　北海道は競走馬（サラブレッド）の産地です。胆振日高地方では、国内のサラブレッドの生産の９８％を占めています。そして、これらの馬たちは全国で活躍していて、これまで多くの名馬が誕生しています。この雪像は、札幌競馬場を疾走するサラブレッドを表現したもので、北海道の皆さんに一緒に頑張っていきましょうというメッセージです。

　　　　　　　　疾走するサラブレッド

　　　　　　　　息の合った馬と騎手
　　　　　　

■大雪像「ウポポイ（民族共生象徴空間）×『ゴールデンカムイ』」

（大通会場・４丁目）

　　TVアニメ『ゴールデンカムイ』は、原作が野田サトルによるマンガです。これとウポポイ（民族共生象徴空間）がコラボした大雪像が登場しました。北海道を舞台に繰り広げられる歴史などが関係するアクションとサスペンスのエンターテインメント作品をオブジェで表現したものです。

　　　　　ウポポイとゴールデンカムイ

　　　　　　　　

■大雪像「旧札幌停車場」

（大通会場・8丁目）

　　　旧札幌停車場は1952年（昭和27年）まで使われていた三代目札幌駅舎です。この駅舎は、北海道開拓の村の入場口になっていて、この雪像は、それを再現したものです。現在の札幌駅舎は5代目ですが駅前は北海道新幹線の札幌延伸などもあって、大きく変わろうとしており、変わりゆく時代をイメージしてこの旧駅舎を題材にしたということです。

　　　　　　　旧札幌停車場

■大雪像「ノイシュバンシュタイン城」

（大通会場・7丁目）

　　　国際友好を目的にして毎年各国のシンボル的な建物などを題材にした大雪像を製作しています。今年は、ドイツ南部・バイエルン州にある「ノイシュバンシュタイン城です。白鳥城とも呼ばれる美しいお城で、おとぎ話のアニメーションにも登場するお城のモデルにもなったといわれています。19世紀に建てられたそうです。

　　　　　　ノイシュバンシュタイン城（ドイツ）

■大雪像「北海道ボールパークFビレッジ
　　　　　Let's play!　スノースライダー」

（大通会場・10丁目）

　　2023年3月、北海道日本ハムファイターズの新球場を含むエリア、「北海道ボールパークFビレッジ」が誕生しました。このエリアでは、野球観戦ばかりでなく、各種スポーツや飲食をはじめ様々な体験コーナーなど多目的な利用ができるようになっています。新庄剛志監督も登場しています。またこの雪像の一部には、滑り台も作られています。

　　　　　　　　ボールパーク

■市民雪像から・・・

（大通会場・9丁目）

　　　米大リーグで二刀流で活躍してきた大谷翔平選手。今シーズンはナショナルリーグのドジャースに多額の契約金で入団し、世界の野球ファンを驚かされました。今年の活躍が期待されます。

　　　　　　　　　　　　大谷選手

　　　　　　このほか市民雪像には、マンガやアニメのキャラクターが多数登場しています。会場には、外国人観光客も多く訪れて、雪像の素晴らしい出来栄えに、感心していました。

　　　　　　　外国人観光客
　　　　　　　

　　　
　　　北海道の冬の大イベント「さっぽろ雪まつり」、多くの人々に見てもらいたい！