北海道”自然＆観光”情報

　「日本一の菜の花畑＆スカイスポーツの街・滝川市」

■滝川市

　　　北海道のほぼ中央部に位置する滝川市。札幌や旭川方面、それに富良野・帯広・釧路方面へ向かう交通の要衝です。また北海道の母なる川・石狩川が流れ、その流域では、米作や菜の花栽培などの農業のほか、河川敷を利用したスカイスポーツが盛んです。

■滝川の魅力

▼魅力その１・・・日本一の菜の花畑に広がる黄色いジュウタン 　　

　　　滝川市の一番の魅力は、日本一の栽培面積を誇る広さ157haの菜の花畑で繰り広げられるドラマです。そのドラマは、毎年5月中旬、菜の花の開花ではじまり、街中が黄色いじゅうたんが敷き詰められたようになる6月上旬まで続きます。


　　　　　　菜の花咲く滝川市

　　　　　　　　「菜の花」
　　
　　　これを見ようと、国内外から10万人の観光客が訪れます。現地のメイン会場には展望台が設けられます。会場が広いため、様々な菜の花畑を見てまわる、「菜の花タクシー」や「菜の花バス」も運行されます。


　　　　　広い菜の花畑と観光客

　　　　特設の展望台から眺めます

　　　期間中の5月の下旬の2日間「たきかわ菜の花まつり」も開かれ、地元滝川のグルメも楽しめ、盛り上がります。


　　「たきかわ菜の花まつり」も盛大に
　　
　　花のシーズンが終わった後はヘルシーな「菜種油」などに加工されるということですが、菜の花畑は、連作による障害を避けるため、毎年場所を変えて植栽が行われていて、毎年のように黄色いじゅうたんが見られるのも、農家の人たちの努力のたまものといえます。


▼魅力その２・・・スカイスポーツ

　　　市内を流れる石狩川も滝川の魅力に一役買っています。それは、広い河川敷を舞台にした「スカイスポーツ」です。


　　　スカイスポーツ「グライダー」

　　　グライダーが滑走できる滑走路なども備えた施設・「たきかわスカイパーク」には、日本中から空にあこがれを持つ愛好者が集まります。


　　　　「たきかわスカイパーク」
　　
　　　グライダーの体験搭乗が常時できる施設は日本中ここだけということで、軽飛行機にひかれて上空に舞い上がったグライダーは、上昇気流をつかみ大空を飛行します。


　　　上昇気流をつかみ一気に大空へ
　　
　　　最近は、体験型観光として、観光客の中に軽飛行機で空の旅を楽しむ人が出てきたということで、滝川の観光に広がりを見せ始めているということです。


　　　　飛行機の体験を終えた観光客

 

▼魅力その３・・・「滝川のイベント・・・紙袋ランターン」

　　　雪の多い滝川市。厳寒期の毎年2月中旬には名物イベント「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」が行われます。年に一度だけのイベントです。


　　「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」

　　　　温もりを感じる手づくりランターン
　　　
　　　このイベントは、中心部の駅前とその周辺の商店街に潤いと彩を添えようと、市民に呼び掛けて家庭で不要の紙袋などを利用して手づくりした1万4000個のランターンが設置されます。ランターンはローソクの柔らかな光を放ち、形の大小、彩りなどが豊かで、道行く人の心を和ませています。


　　　　厳寒期の滝川の夜を彩ります！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このイベント・・・平成31年は2月23日に行われます。

▼魅力その４・・・滝川の「食」

滝川の「食」といいますと、「味付けジンギスカン」です。発祥の地として知られています。　　　　　
羊の肉には臭みがありますが味付けをしているため、臭みがなくジューシーな食感で、多くの人に人気があります。
　　　発祥の地とあって、ジンギスカンメーカーが5社もあります。
　　　この「ジンギスカン」は平成16年に「北海道遺産」に指定されています。

 

■写真の提供・取材協力

＊たきかわ観光協会・・・０１２５－２３－００３０

＊観光協会のHPは「こちら」