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 北海道”自然&観光”情報

 テーマ 「駒ヶ岳と大沼がつくりだす景観・大沼公園」(七飯町)

■大沼公園

   北海道南部の函館市に近い、七飯町など3つの町にまたがる大沼国定公園に属する「大沼公園」です。
この公園の魅力を演出しているのが駒ヶ岳(標高1131m)と大沼、それに豊かな原生林です。駒ヶ岳の噴火がこの自然を残してくれました。


    大沼公園”駒ヶ岳&大沼”

■魅力


▼その1・・・「自然景観」

   大沼公園の魅力は、今も噴煙を上げる駒ケ岳と個性ある山の形、ふもとに広がる大沼、それを囲む原生林がマッチングして一つの美しい景観を作り上げていることです。


 バランスの良い自然景観の大沼公園
(秋)

   原生林を抜けて沼をよく見ますと、大沼には、大小130近い小島も点在していて、新たな景色を作り出しています。この島々を縫うように観光船も運航されて、大沼の人気の一翼を担っています。


    小島の中を
航行する観光船

   春から秋にかけて多くに人々で賑わった大沼公園は、冬に入って静かなたたずまいを見せますが駒ヶ岳は天気も変わりやすく、厳しい表情を見せます。


     深い雪に覆われた冬の駒ヶ岳


▼その2・・・「花や木々、野鳥などが季節をつなぐ」

   大沼公園は比較的暖かい北海道の南部にあります。このため、ほかの地域より、一足早く春がやってきます。沼に張っていた氷がとけて間もなく、桜が開花、行楽シーズンが始まります。


    水も緩み植物が活発に活動


●沼では・・・

   
   そして新緑の季節、見てくださいとばかり、植物が一斉に花開き、その存在をアピールします。
    沼の水面では、スイレンやコウホネなども見事に咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。


  スイレンも沼の一角で咲き出す!

       大沼のスイレン


    コウホネにトンボがとまっています!

●木では・・・

   木々の緑が一段と濃くなってくる6月から7月にかけて、公園には、野鳥が繁殖のためにやってきます。公園も一段とにぎやかになってきます。東南アジアからも長旅をしてやってくる鳥もいます。


     全身が赤い「アカショウビン」

●秋・・・紅葉!

   公園の秋も見どころいっぱいです。ため息の出るほど見事な色とりどりの紅葉を感じることができます。


         公園内の紅葉です!

      何んと素敵な紅葉でしょう!

    紅葉の後、大沼公園では、冬に入って沼は一面凍ってしまいます。この凍った沼の上でスノーモビルなどの氷上スポーツもダイナミックに楽しみながら、雪解けの春を待ちます。


  雪解けの穏やかな水面に
「逆さ駒ヶ岳」

  大沼公園は「駒ヶ岳と大沼」によって素晴らしい景観を見せてくれています。北海道新幹線が函館まで開業され、大沼は、観光客により身近な存在となりました。是非、この景観をゆっくりと見てほしいです。


■画像の提供・取材協力

*自然公園財団大沼支部

大沼自然ふれあいセンター・・・0138-67-3477

*ふれあいセンターHPは「こちら

 

 



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