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 酪農と乳の歴史館の「人気スポット」とは?

     人気スポットというのは、歴史館の1階にある「勝源(かつげん)神社」です。
             
        人気スポット! 勝源神社

   神社の「勝源」(かつげん)という験(げん)の良い名の由来は、会社が1956年(昭和31年)からガラス瓶入り
で発売を開始、60年余りたった今も、息の長い人気を続けている乳酸菌飲料の「カツゲン」からとったものです。

   この「カツゲン」という飲み物、“勝つみなもと”になると、縁起を担ぐ受験生やスポーツ選手の間から「受験に勝つ、勝負に勝つ」として人気を呼びはじめたことから、2005年に工場内に、合格祈願、必勝祈願の守り神をまつる神社として、地元の神社から神主さんを呼び、厳かに鎮座祭を行い、「勝源神社」を建立したものです。
  
   神社に祭られているご神体は、発売当初のガラス瓶入り「カツゲン」だということです。


    ご神体は「瓶入りカツゲン」
    
   
その後、神社は今の歴史館1階に移されましたが、見学者ばかりでなく、うわさを聞きつけてやって来る、市民や観光客もいるなど「人気のスポット」になっています。

   ところで、受験生やスポーツ選手から愛されている「カツゲン」の中身はと言いますと、昭和の初期、海外に派遣されていた兵士の栄養源として開発された「活素(かつもと)」という名の飲み物がルーツになっているとのことです。

 ▼「酪農と乳の歴史館」の内部をもう少し紹介!

    雪印メグミルクは、1925年(大正14年)に札幌で酪農家による組合組織で発足しました。その後、「雪印乳業」の名などを経て、現在の社名になりました。

    歴史館は雪印メグミルク札幌工場に隣接しており、3階建て。
    
       展示場の内部
    
    展示場は2階と3階で、2階には、様々な乳製品を作る機械が展示されています。
    このうち、バター製造機は、当初使われていた木製から、現在のステンレス製に変わってきた歴史の経過が目で見てわかるように展示されています。

  
             バター製造機

    また3階は、北海道の酪農の歴史に関係する史料のほか、会社の発足から90年余り、日本の酪農業を支え続けてきたその歴史を物語る重要な文献や資料などが展示されています。

  
       酪農業発展の歴史を物語る資料

    現在、歴史館では、7人の職員が見学者の対応に当たっています。

    歴史館では、「勝源神社」のお参りの際は、見学者と同じように、前日までに電話予約をして来てほしいと話しています。


▽所在地:札幌市東区苗穂町6丁目1‐1
▽見学予約:☎ 011-704-2329

(雪印メグミルク 「酪農と乳の歴史館」の紹介はここまです。)




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