「池田町ガイドマスター会」(長野県池田町) | |
長野県信州・池田町(いけだまち)では、町民が「全国の人に、是非見てもらいたい!」と願っていた美しい北アルプスの山並み。これを望む道・「安曇野北アルプス展望のみち」が日本ウォーキング協会から”美しい日本の歩きたくなるみち
500選”に選定されました。これをきっかけに、訪れるウォーキング客を案内しようと「池田町ガイドマスター会」が発足しました。 ガイドマスター会は、道案内を通じて「まちの魅力」も伝えるなど、ウォーキングでまちおこしを進めようという池田町の顔として、活躍しています。 「Oh! 元気 ねっと」では、ガイドマスター会のこれからの活躍を期待する一方、増えることが予想されるウォーキング客を受け入れる態勢づくりは十分か、町としてどのように対応して行こうとしているのかに注目しています。 |
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「ガイドマスター会」の紹介を進める前に、池田町はどんな町なのか、どんな魅力があるのかについて見て行きたいと思います。 |
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池田町の紹介 | |
池田町の”魅力”は? | |
池田町の宝物「北アルプス」 東京スカイツリーと同じ高さからの眺望 「かしがりダルマ」(2013年5月18日) |
▽魅力①「宝物は北アルプス」 |
「池田町は、長野県と岐阜県をわける北アルプスの東側・長野県側に面した、自然豊かな安曇野地域にある農業や花の栽培が盛んなところです。町民の間からは、かねてから町の高いところや低いところなど、どこから眺めても素晴らしい北アルプスの景色が展望できることから、この景色を「独り占めしていてはもったいない、もっと多くの人々に見てもらいたい」という念願があり、その念願が叶う時がようやくやってきました。 それは、2004年12月(平成16年)ウォーキングコース・「安曇野北アルプス展望のみち」が日本ウォーキング協会から「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選定され、町の宝物・「北アルプス」が脚光を浴び始めたからです。 「安曇野北アルプス展望のみち」は、北アルプスの展望が最も素晴らしいといわれる、標高634m(東京スカイツリーと同じ高さ)にある「あづみ野池田クラフトパーク」を出発点として、対岸に北アルプスを眺めながら、丘陵地帯に沿って古民家が見られる町並みや田園地帯を通って隣まち・大町市の「大町山岳博物館」に至る、約20kmのコースです。 特に、このコースでは、春先から初夏にかけて、まだ雪の残る北アルプスの山々の稜線が雪解けとともに、はっきり見えるようになり、その眺めは、春の農作業がはじまった水田の水面に反射して、なんともいえない感動を呼ぶ光景を演出してくれます。 また、この時期の面白さは、山の一角にさまざまな造形が現れることです。ダルマさんが横に傾きかけたように見える「かしがりダルマ(信州のことば)」やおじいさんが腰を曲げたような姿勢で種をまいているようにみえる「おじいさんの種まき」などの造形が現れることがあり、ウォーキング客にちょっとした息抜きのひと時を与えています。こうした魅力いっぱいの「北アルプス展望のみち」には、ウォーキングを楽しもうという都会からの団体ツアー客を中心にウォーキングを楽しもうという人たちが増え始めています。 |
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「てるてる坊主の館」 「いけだまちてるてる坊主アート展」 |
▽魅力②「てるてる坊主のふるさと」 |
池田町は、「てるてる坊主のふるさと」です。 「てるてる坊主」の歌は、「♪てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ ・・・♪」ではじまる童謡で、日本で多くの人たちに歌われ、親しまれ、受け継がれてきました。 実は、この歌を作詞したのが、ココ池田町出身の浅原 六朗氏(あさはら・ろくろう)です。町では「てるてる坊主のふるさと」として全国にアピールするとともに、浅原氏の功績を永く残すため、浅原六朗文学記念館(てるてる坊主の館)を設立しました。記念館では、浅原氏に関する文学資料や写真を展示したり、毎年開いている「てるてる坊主の作品コンテスト」で入賞した全国からの作品を飾って公開しています。 お昼時になりますと、町内では一斉に「てるてる坊主」の♪メロディー♪が流れます。 ▽「てるてる坊主の作品コンテスト」 「てるてる坊主のふるさと」にふさわしく、年に一度全国から「てるてる坊主」の作品を募集、「あづみ野池田クラフトパーク」の広場に、全作品を展示する「いけだまちてるてる坊主アート展」を開催しています。2013年は8月23日(金)~25日(日)までの予定で開かれることになっています。 このほか、毎年6月には、「てるてる坊主童謡まつり」(2013年は6月29日の予定)を開くなど、「てるてる坊主のふるさと」池田町をアピールすることにしています。 |
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紅葉した「大峰高原七色大カエデ」 池田町で咲くカモミール |
▽魅力③「七色大カエデの紅葉」 |
池田の秋は楽しみが沢山あります。中でも一番は、「大峰高原の大カエデ」の紅葉です。高さ12m余、樹齢は250年といわれて、堂々たる風格です。 毎年10月のはじめから、少しずつ紅葉が始まり、気温の低下とともにどんどん色づきを増して、10月の下旬には、真っ赤になります。2012年の秋は、見事な紅葉を見ようと、7万5000人が訪れたということです。この大木は、樹木診断の結果「良好」というお墨付きをもらっていますが、2013年に数回にわたって降った雪の重みで枝の2か所に緩みが生じたため、現在は応急手当てをほどこされ、緑を一段と濃くしています。 ▽「日本で最も美しい村」連合に加盟 池田町では、自然という財産を長く残し、さらにハーブ類を中心とする花の栽培を積極的に進めて、多くの人たちに美しさと香りを感じてもらおうと、全国の自然を自慢にしている市町村でつくっている「日本で最も美しい村」連合に、2009年(平成21年)に加盟。 「美しいまちづくり推進委員会」を立ち上げて、ウォーキングなどを盛んにするためにもなる、自然を生かした新しいまちづくりを進める取り組みもはじめています。 |
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池田町の魅力は、分かっていただいたでしょうか?こうした自然を中心とした良いところを歩いてもらい、広くその良さを知ってもらおうと、立ちあがったのが、ウォーキングによるまちづくりを応援している「池田町ガイドマスター会」です。 2013年5月18日・19日の2日間にわたって「いけだまち北アルプス展望ウォーク」という最大のウォーキングイベントが行われ、2日間で400人余が参加、メンバーがフル活躍しました。 |
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「池田町ガイドマスター会」の紹介 | |
ウォーキングイベントで打ち合わせ |
▽発足 |
会の発足のきっかけは、ウォーキングコース・「安曇野北アルプス展望のみち」が日本ウォーキング協会から2004年(平成16年)に「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に認定されたことです。 日本ウォーキング会の認定後約1年の準備期間ののち、2005年(平成17年)に正式に「池田町ガイドマスター会」が発足しました。 |
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ウォーキングイベントでガイドのメンバー (2013年5月18日撮影) |
▽会員 |
会員は、45人。 元教師をはじめ自営業の人も多くを占めています。 事務局は池田町観光協会に置かれています。 ガイドの仕事の際、人員の割り振りなど煩雑な業務は、 事務局が行っています。 ガイドマスターの人たちは、ガイドの業務に専念できる態勢になっています。 |
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四季でさまざまな姿!北アルプス |
▽「イベントスケジュール」 |
ガイドマスター会が行う年間のウォーキングイベントのスケジュールは、年間5回を予定。2013年は次のようになっています。 ①4月20日・・・「陸郷山桜トレッキング ②4月21日~19日・・・「陸郷山桜散策」 ③5月18日~19日・・・「いけだまち北アルプス展望ウォーク」 ④10月12日・・・「広津紅葉散策」 ⑤11月9日・・・「ぐるっと池田街中散策」 |
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コース設定はウォーキング客の希望に合わせて | |
ガイドマスター会が予定しているイベントスケジュールは、以上ですが、ウォーキング客のニーズによっては、コースを希望に合わせて設定できるようになっています。こうしたケースの場合は、あらかじめ事務局と相談ということになります。またガイドマスター会では、6つの「おススメ」コースを用意しています。 |
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「安曇野北アルプス展望のみち」で 「陸郷地区の見事な山桜」 「スイーツ食べ歩きコース」の参加者 (2013年5月18日) |
▽「おススメコース」 |
「おススメコース」は6コースありますがこの中には、ハードさが要求されるコースを選択したい人には、トレッキングコースも用意されています。その際は、服装やシューズの選択にご注意ください! ①「安曇野北アルプス展望のみちコース」 (*18km) ②「ぐるっと池田街中散歩コース」 (*2km、てるてる坊主の館 ほか) ③「大峰高原白樺の森コース」 (*5km、秋は七色大カエデの紅葉) ▽トレッキングコース ④「陸郷山桜コース」(6km) ⑤「広津の山里散策コース」(4km) ⑥「東山ままこ落としコース」(6km) ▽「スイーツ食べ歩きコース」が登場! 2013年5月18日・19日に開催されたウォーキングイベント・「いけだまち北アルプス展望ウォーク」で、登場したものです。これは、北アルプスを眺めながら途中にある、町内の7つのお菓子屋さんを巡るものです。このイベントでは、協力した7つのお菓子屋さんが、店一番の人気お菓子を用意し、参加者を心からお迎えし、参加者も満足そうに食べていました。 老舗のお菓子屋さんの経営者によりますと、池田町など安曇野地方では、大正時代に製糸業が盛んで、製糸工場で働く女子工員が、毎日のようにお店にやってきて、お気に入りのお菓子を買っていったということです。池田のお菓子屋さんは、こうした女子行員に育てられ、お店の方もここまで頑張ってやって来られましたと話しています。 |
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相道寺道祖神のガイド |
▽「ガイド料金」 |
ガイド料金は、コース整備協力金という形で、徴収しています。 ①ガイド1名について・・・・1000円 (時間にして2時間から3時間) ②ウォーキングコース維持管理協力金 200円(参加者1名当たり) (参考) 料金・・・ガイドマスター1名で10人を目安。 (例)10人でガイドを受けたい場合は・・・ 1000円+(200円×10人)⇒3000円 |
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「てるてる坊主」についての研修風景 |
▽「会員の研修」 |
町内のさまざまなコースを案内することになるため、ガイドマスター会では、比較的ガイドの仕事が少ない冬の期間に、池田町の歴史・文化、自然、動植物など広い分野について、専門の講師を招いて勉強会を開いています。 これは研修を通じて、新しいガイド情報を会員が共有し、レベル合わせもはかろうと行っているものです。研修の内容はまとめてみますと次のようになります。 ▽「研修内容」 ①専門分野の講師を招き、知識を吸収。 ②観光施設や文化施設を見学し知識を吸収。 ③分かりやすいガイド法を吸収。 ④他ウォーキング地域との交流・情報交換 |
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ガイドマスター会設立の問い合わせも? | |
このように、ガイドマスター会は、よりよいガイドをめざして、日ごろから意欲的にガイドに関する研鑚を続けていますがガイドマスター会の活躍を聞きつけて、近隣の町などから、ガイドマスター会発足に向けて問い合わせが来ているほか、ガイド法を学ぶため、見学に来る市町村の関係者もいます。 | |
ガイドマスター会 代表「有川 劭さん」 (クラフトパーク標高634mで) |
▲ガイドマスター会 代表 有川 劭さん(ありかわ・すすむ) |
「全国的に北アルプス見るなら池田町だ!とする宣伝が行き届いてきたので、池田町に来てウォーキングをしようという団体さんばかりでなく、個人の客も増えてくると思います。こうした動きに対応するため、ガイドマスターの仲間をもっともっと増やし、いつでも必要が生じたときには、ガイドができるようにして行きたい。 町内の新しい情報も、みんなで共有できるようにし、来られた人に池田の良いところ、魅力をしっかりと伝えられるようにしていきたい」 |
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ウォーキング客を受け入れる態勢・「おもてなし」のうち、ガイド面についての態勢づくりは、着々と整ってきていますがをウォーキング客を心から歓迎し、ウォーキング客が気持ち良く思い出に残るウォーキングを楽しめるようにする態勢の方は整っているでしょうか? このうち、「北アルプス展望のみち」のコース上やコースに近くにある地区では、ウォーキング客を心から歓迎し、楽しんでもらおうという、住民による「おもてなし」の取り組みもはじまっています。 |
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コースの住民による「おもてなし」 | |
「自作のかかし」とおどける松澤村長(右) 「おもてなし」をする”かかし”たち |
▲「堀之内かかし村」 |
堀之内地区では、”かかし”を設置してウォーキング客をお迎えしています。 この取り組みは、みんなの手で地域を盛り上げるとともに自分たちも思う存分楽しもうと、2009年(平成21年)から、自動車整備工場を経営する松澤 範明さん(まつざわ・のりあき)ら、地区の有志でつくる「信州安曇野堀之内かかし協同組合」が行っているものです。 2013年5月18日・19日に行われたウォーキングイベント「いけだまち北アルプス展望ウォーク」でも、村長の松澤さんらがそれぞれ持ち前の個性を生かした”かかし”を展示、心から歓迎する「おもてなし」をしました。 これに対して、ここを通りかかったウォーキング客も、本物と見間違うほどリアルに表現された”かかし”に、「騙されました!」などと口々に声を出し、ウォーキングの疲れも忘れて、笑い顔を見せ、癒されたような表情を見せていました。 松澤さんたちは、ウォーキング客一人一人に積極的に、「お疲れ様!」などと声をかけるとともに、堀之内地区では、8月24日(土)に「かかし芙蓉まつり」が、10月26日(土)には「かかしあげ」を開催しますので、その時に、ウォーキングを兼ねて是非来て下さいと、一生懸命自分たちの催しをPRしていました。 |
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屋根のある「相道寺道祖神」 |
▲「相道寺道祖神」 |
コース上では多くの道祖神がウォーキング客を出迎えます。相道寺地区にある道祖神は、町内に残る道祖神の中でも珍しく、屋根が取り付けられていて、ウォーキング客の注目を集めています。 この屋根は、わら葺きのものです。この道祖神を守っているのは、相道寺地区の全世帯にあたる43戸の住民です。毎年一度、1月に道祖神を覆っているわら葺き屋根のふき替えを行っています。この作業は、2013年で、203年間続いている伝統の行事で、無病息災・家内安全など祈願するためにおこなっているものです。 ここを訪れたウォーキング客は、立ち止まって屋根のある道祖神に見入ったり、手を合わせたりしています。 |
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「Oh! 元気 ねっと」の注目点 | |
住民たちの中にも、ウォーキング客を心から歓迎しようという動きが具体的にはじまっていますが今後、増えることが予想されるウォーキング客を迎える態勢を、十分整えておく必要があります。 町として態勢をどのように整えていこうとしているのかについて、「Oh! 元気 ねっと」は、「窓口業務」・「安心安全対策」・「住民の協力」という3つの観点で注目しています。 |
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観光の中心「道の駅池田」 |
▲注目点①「窓口業務」 |
ほとんどの観光地では、観光客を受け入れる案内業務に、重点を置いています。訪れた客と最初に応対し、客の要望を聞くのが「窓口業務」です。町についた時、どこに行けば「案内窓口」があるのか、分かるようにしておくことが重要です。 池田町の場合はどうでしょうか?観光バスが到着するなど、観光客のほとんどが立ち寄るのが「道の駅池田」の地域です。「道の駅池田」と「池田町役場」や「観光協会」が離れている点が気がかりです。 観光の中心になっている「道の駅」に、町や観光協会の案内所を設け、案内担当者やガイドマスターを配置するなど観光客が休日でも利用でき、安心できる「窓口業務」の対策が急がれています。 「Oh! 元気 ねっと」・・・道の駅を訪ねたさい、道の駅の人たちは、観光客の買い物の対応で忙しく働いており、特産品の説明を受けるのさえも難しかったほか、「池田の観光地」についてゆっくり聞く時間もありませんでした。 |
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見学していて足元が心配! |
▲注目点②「安心・安全対策」 |
ウォーキングコースに入ろうとして、道案内の標識がはっきりしないとウォーキング客は大変困りますし、折角張り切ってウォーキングに来たものの、時間的なロスも多くなります。またウォーキング客のために、トイレなど施設面の確保、コース上の安全対策などにも気配りが必要です。次とようなところに配慮が必要です。 ①「コース標識」・・・分かりやすくしっかり取り付ける。 ②「必要な施設の確保」・・・トイレ・水飲み場・休憩所。 ③「施設の安全」・・・見学施設の安全を確保。 |
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「お疲れ様!」と声をかける住民 (堀之内地区で) |
▲注目点③「住民(町内会)の協力」 |
池田町の場合、住民たちが協力し合って、ウォーキング客を迎え入れて喜ばれているという実例を紹介しました。こうした住民の協力は、観光客を増やしてゆきたい地域にとって、欠かせない大きな力になっています。客を気持ち良くお迎えするには、住民自身が何をしたらよいのかを考えてもらうとともに、行政も住民との話し合いを積極的に進めてゆくことが町発展の大事な一歩になると思われます。お金をかけて、わざわざ立派な花壇を作って見せればよいというものではありません。自分のできることをやり、お迎えするのです。 ここでは、各地で実践している住民による「おもてなし」の例を紹介したいと思います。 ①観光客に出会ったら「お疲れ様!」と声をかけねぎらう! ②コース沿いの住民が、お茶・水のほか休憩用の椅子を提供! ③コースに沿って町内会や住民が花を咲かせて歓迎! |
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「 Oh! 元気 ねっと」の提案 | |
池田町では、北アルプスなど自然という財産を長く残し、さらにハーブ類を中心とする花の栽培を積極的に進めて、多くの人たちに美しさと香りを感じてもらおうと、全国の自然を自慢にしている市町村でつくっている「日本で最も美しい村」連合に、2009年(平成21年)に加盟。「美しいまちづくり推進委員会」を立ち上げて、ウォーキングなどを盛んにするためにもなる、自然を生かした新しいまちづくりを進める取り組みをはじめようとしています。この中に、将来の池田町を担う子どもたちが、町の良いところをよく理解するようなプログラムを組み込んで欲しいと思います。 「Oh! 元気 ねっと」では、次のことを提案します。 提案・・・「まちぐるみのウォーキング大会を開き(年に1回でもよい)、子どたちをはじめ町民に「北アルプス展望のみち」などを実際に歩いてもらい、その良さを理解させ、池田町は「自然が財産」であることを、心に強く記憶してもらう取り組みを進めてほしい。」 |
問い合わせ |
池田町ガイドマスター会 (事務局・・・池田町観光協会) 〒399-8601 長野県池田町池田4169-3 TEL:0261-62-9197 池田町観光協会HPへリンク「こちら」 |