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 ”四国八十八ヶ所”お遍路の旅   「高知県」 

   「弘法大師ゆかりのお寺を巡るお遍路。徳島県(阿波の国)に続く高知県(土佐の国)は「修行の道場」と位置づけられています。札所は少ないものの寺と寺の間の距離が長い距離に及ぶところもあり、まさに「修行」。精神的修行の場です。札所は24番から39番まで。お札所各寺の名をクリックしてください!

   
24最御崎寺 25津照寺 26金剛頂寺  27神峯寺 28大日寺  29国分寺  30善楽寺  31竹林寺  32禅師峰寺 33雪蹊寺
34種間寺  35清滝寺  36青龍寺  37岩本寺  38金剛福寺 39延光寺 
             

■第二十七番札所 神峯寺(こうのみねじ)   

             ☆土佐で一番高所にある霊場、日本庭園が広がり季節の花がお遍路さんを元気に☆ 

   神峯山の中腹の標高
450メートルに位置する土佐(高知県)で最も高いところにある安田町の神峯寺。境内に続く参道は坂道で、本堂に行くには山門をくぐってさらに150余の石段を登らなければなりません。

               山門                                     

   この寺の歴史の古く、神功皇后の世に勅命で「天照大神などを祀る神社」が起源とされています。聖武天皇の命をうけた僧・行基菩薩が、天平
2年(730)に十一面観音像を彫造して本尊とし、神仏合祀を行った。その後、弘法大師が伽藍を建立し、「観音堂」と名付けたのが大同4年(809)のころとされている。

               本堂                 
   
   時を経て明治の初期、新政府の神仏分離令により、天照大神などを祀る神峯神社だけが残り、本尊は二十六番札所の金剛頂寺に預けられて一時廃寺となりました。しかし明治の中期に、もとの僧坊の跡に堂舎を建立して本尊を帰還させ、様々な課題を乗り越えて霊場は復活しました。

             大師堂
   
   境内の石段沿いには日本庭園が広がり季節折々の花が咲き乱れるほか、霊水が湧き出ていて、お遍路に潤いを与えています。

            日本庭園
   
   昭和
30年代、「脊髄カリエス」で病院から見放された人が寺で快気を祈願したところ奇跡的に全治したということがあり、坂道を登って健康を祈願する人々が多く訪れています。

          日本庭園と石段


     

◇アクセス情報
所在地    〒781-6422 高知県安芸郡安田町唐浜2594
電話      088-738-5495

駐車場     あり・有料 
宿坊      なし

公式HP    なし






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