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 ”四国八十八ヶ所”お遍路の旅   「香川県」 

   弘法大師ゆかりのお寺を巡るお遍路。四国八十八ヶ所最後の地香川県(讃岐の国)です。「涅槃(ねはん)の道場」と位置づけられていますが、煩悩が消え、悩みなどを脱して安楽の境地に達することを意味します。四国全県巡る、1400㎞余の長い道のりのゴール地点です。66番札所から88番札所まで                                                           各寺の名をクリックしてください!
   
66 雲辺寺 67 大興寺 68 神恵院  69 観音寺 70 本山寺  71 弥谷寺  72曼荼羅寺  73出釈迦寺  74 甲山寺 75 善通寺
76 金倉寺  77 道隆寺  78 郷照寺  79 天皇寺  80 国分寺  81 白峯寺  82 根香寺  83 一宮寺  84 屋島寺  85 八栗寺 
86 志度寺  87 長尾寺  88 大窪寺               



第六十八番札所 神恵院(じんねいん)   

            ☆2つの札所が同一境内に存在、神恵院は2002年に本堂をコンクリート製で建立☆

   67番札所・大興寺からため池のたくさんある田園地帯や住宅地帯を歩くこと8㎞余り、観音寺市内に入ってほどなくして観光名所「琴弾公園」入れ口到着。実は、68番・神恵院、そして69番・観音寺も琴弾公園内の琴弾山の中腹にあり、入場する山門も共同利用です。2つの札所が同じ境内に存在するという、とても珍しい霊場です。

          共同利用の山門

   開基したのは法相宗の高僧・日証上人といわれています。大宝3年(703)この地で修行中、宇佐八幡宮のお告げを受け、かなたの海上で神船と琴を発見。琴弾山に引き上げ、「琴弾八幡宮」を建立して祀りました。このとき、神宮寺として建てられた寺が起源とされています。

             大師堂

   大同
2年(807)弘法大師が琴弾八幡宮の本地仏である阿弥陀如来を描いて本尊として祀り、後に院号を「神恵院」とし、六十八番霊場としました。その後、明治初年の神仏分離令で八幡宮は琴弾神社と神恵院に分離され、神恵院は麓の観音寺境内に移転。同時に八幡宮に安置されていた阿弥陀如来像も西金堂(さいこんどう)に移されました。以降、「神恵院」は西金堂(2002年に新築)を本堂に、阿弥陀如来像を本尊として今に至っています。

        本堂(コンクリート製)

             本堂内部

   境内にある庭園・巍巍園(ぎぎえん)は山の斜面や岩石、流水を巧みに利用した回遊式庭園で、
S51年に、土砂災害により大部分を失ったものの、春にはツツジが美しく咲き誇ることでも知られています。

      手入れが行き届いた庭園



◇アクセス情報                                           

所在地  〒768-0061 香川県観音寺市八幡町1-2-7
                 
電話   0875-25-3871
                                   
駐車場  あり                                        
宿坊   なし
                                         
公式HP  
http://www.shikoku88-6869.com/



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