”四国八十八ヶ所”お遍路の旅　　　「徳島県」　

　 　「徳島県（阿波の国）の札所は1番から23番まで。お遍路のスタート徳島県は「発心（ほっしん）の道場」と呼ばれています。長い旅の始まりです。札所の23か所の特徴、見どころなどを紹介しています。各寺の名をクリックしてください！

　　　

01 霊山寺	02 極楽寺	03 金泉寺	04 大日寺	05 地蔵寺	06 安楽寺	07 十楽寺	08 熊谷寺	09 法輪寺	10 切幡寺
11 藤井寺	12 焼山寺	13 大日寺	14 常楽寺	15 國分寺	16 観音寺	17 井戸寺	18 恩山寺	19 立江寺	20 鶴林寺
21 太龍寺	22 平等寺	23 薬王寺

■第十二番札所 焼山寺（しょうさんじ）　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　☆四国霊場で2番目に高い札所、最も険しい坂道をたどる正に「修行の霊場」☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　焼山寺は、焼山寺山（標高938メートル）の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所です。剣山や白髪山など四国山脈の山々がひろがる眺望はすばらしいロケーションにあります。

.　　　　　　　　　　素晴らしい眺望

　　　前の11番札所からここまでの道のりは、約25㎞、徒歩で6時間を要する、八十八ヶ所で最も険しい坂道の難所を辿る「修行の霊場」でした。いまは山上まで車道が通っています。

　　　　　　　　　　　　　山門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　この寺に山号・寺名がつけられたのは、この山に住み、しばしば火を吐いて農作物や村人たちを襲っていた大蛇を、弘仁6年（815　）ころ、この地を訪れていた弘法大師が一心に祈願し、虚空蔵菩薩の御加護のもと岩窟に封じ込め、自ら彫られた三面大黒天を安置して退治、被害を受けていた人々に大衆安楽、五穀豊穣をもたらしたという伝説に由来したものだといわれています。

　　　　　　　　　　　　　本堂

　　　　このため、家内や繁栄を祈願する人々が訪れているということです。

　　　　　　　　　本堂への石段と大木　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　　　境内には樹齢数百年の杉の巨木（県の天然記念物）が並び、パワースポットとして巡礼者を迎え入れ力と勇気を与え続けているということです。

　　　　　　　　　　　　杉の大木

▽アクセス情報
所在地　　〒771-3421　徳島県名西郡神山町下分字中318
電話　　　　088-677-0112
駐車場　　あり・有料
宿坊　　 　あり（30人）
公式HP 　 なし