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21 太龍寺 | 22 平等寺 | 23 薬王寺 |
☆眼の病に悩んでいる人、それに縁結びや家庭円満にご利益を求めて祈願に訪れる人多い☆
6番札所の安楽寺から徒歩で1㎞あまり。十楽寺のシンボル、朱色に塗られた鐘楼門が見えてきます。寺は現在地から北3キロほど奥の十楽寺谷の堂ヶ原にあったと推定される。
山門
大同年間(806~810)に弘法大師がこの地を巡教して逗留されたときに「阿弥陀如来」を感得し、如来像を刻んだのが本尊として祀られたと伝えられている。その際に、大師は生・老・病・死など人間として避けることのできない苦難に、10の光明と、輝く楽しみが得られるようにと「光明山十楽寺」の寺名を授けたといわれる。その後、兵火で、すべての堂塔が焼失したものの幸い、本尊は時の住職が背負い難を免れたという。寛永12年(1635)に現在の地に移り、平成6年に立派な木造の本堂が建立されています。
本堂
大師堂
寺は縁結び・家庭円満のご利益のある寺として知られています。中門・遍照殿には良縁を結び、悪縁を切る両方の願いを兼ね備えた、「愛染明王」が祀られています。愛染明王はなかなか厳しい表情をされていて、炎と太陽を想起させる赤い体で煩悩を焼き尽くし、3つの目で過去・現在・未来の全ての世界を見通し、6本の腕で悪者を払うといわれています。煩悩のひとつである「愛欲」を悟りに変える力を持つそうで、縁結び・家庭円満のご利益をもとめて祈願に訪れる人が絶えないということです。
愛染明王が祀られている中門・遍照殿へ
中門・遍照殿
また、眼病に悩む参詣者が多く訪れています。
本堂の左前にある「治眼疾目救歳地蔵尊」は、古くから眼病、失明した人たちの治療に霊験があるとされ、眼病に悩むお遍路さんの参詣が多いということです。
▽アクセス情報
所在地 〒771-1509 徳島県阿波市土成町高尾字法教田58
電話 088-695-2150
駐車場 あり
宿坊 あり(70人・個室)
公式HP http://jyuurakuji.com/