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☆源平合戦にまつわるエピソードが残り、開運を願って訪れる人が多い☆
木々に囲まれた美しい環境の中に立つのが金泉寺。朱塗りの山門をくぐり、極楽橋を渡ると正面に本堂が見えてきます。
木々に囲まれた金泉寺
本堂の周囲には、ほかに観音堂や多宝塔などの建物をはじめ参詣者のさまざまな願いを聞き入れてくれる観音様が控えているのが特徴です。
山門
僧・行基菩薩が寺塔を建立し、「金光明寺」と命名され、本尊は高さ約91 センチの「釈迦如来像」で、脇侍に阿弥陀如来、薬師如来の三尊像を安置して開基したといわれています。
本堂
しかし、弘仁年間(810〜24)になって弘法大師が四国を巡教された際、村の人たちが日照りに苦しんでいるのを見て、この地に井戸を掘られました。この井戸から湧き出た水は霊水で、「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、その際に寺名を「金光明寺」を改め、「金泉寺」とされました。
真新しい観音堂
金泉寺には源平合戦にまつわるエピソードが残る寺として知られています。本堂の左手にある「慈母観音子安大師」は、源平合戦(元暦2年=1185)のおり、平家追討の命を受けた源義経が讃岐の国・屋島に向かう途中に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしたと『源平盛衰記』に伝えられているほか、境内西隣にある「弁慶石」は義経が弁慶の力試しに持ち上げさせたという「弁慶伝説」として伝えられています。こうした背景から金泉寺には、人生の開運を祈願する人々が多く訪れています。
源平合戦のエピソード残る境内
▽アクセス情報
所在地 〒779-0105 徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66
電話 088-672-1087
駐車場 あり・無料
宿坊 なし
公式HP なし