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☆四国霊場唯一「涅槃像」を本尊とし、わらじを奉納し健脚を祈願する人が多数訪れる☆
8番札所の熊谷寺を出発、丘を下る遍路道をおよそ30分、のどかな田園風景が広がります。そこに静かにたたずむのが法輪寺。田んぼの中に建っていることから”田中の法輪さん”と呼ばれ親しまれています。
山門
古くは「白蛇山法林寺」と呼ばれ、現在の地より北4キロほど山間の「法地ヶ渓」にあったと伝えられています。
法輪寺の境内
弘法大師がこの地方で巡教されていた弘仁6年(815)、白蛇を見つけた。白蛇は仏の使いであるといわれていることから、大師は釈迦の涅槃釈迦如来像を彫造し、本尊として寺を開基されました。ところが天正10年(1582)の戦乱のさい伽藍などが焼失、現在地に移転し、正保年間(1644〜48)再建され、当時の住職が「転法林で覚をひらいた」とされ、山号と寺名をいまの「正覚山法輪寺」と改めたとされています。
本堂
秘仏・「涅槃釈迦如来像」は、四国八十八ヶ所の霊場の中で唯一法輪寺だけが涅槃像を本尊としており、弘法大師自らが刻んだものとされています。開帳は5年に一度行われています。次回の開帳は2025年2月15日に行われる予定です。
「涅槃釈迦如来像」が安置されている本堂
寺には、「健脚祈願」で多くの人が訪れています。昔歩けなかった人が参拝に来た時、参道を歩いているうち足が軽くなり、杖なしでも歩けるようになったという伝えがあります。
大師堂
本堂には履いてきた草鞋を奉納し、健脚を祈願する人が多く訪れている。健脚祈願のお守り「足腰お願いわらじ」は納経所まで。
▽アクセス情報
所在地 〒779-0225 徳島県阿波市土成町土成字田中198-2
電話 088-695-2080
駐車場 あり・無料
宿坊 なし
公式HP なし