40観自在寺 | 41 龍光寺 | 42 仏木寺 | 43明石寺 | 44 大寶寺 | 45 岩屋寺 | 46浄瑠璃寺 | 47 八坂寺 | 48 西林寺 | 49 浄土寺 |
50 繁多寺 | 51 石手寺 | 52太山寺 | 53 円明寺 | 54 延命寺 | 55 南光坊 | 56 泰山寺 | 57 栄福寺 | 58 仙遊寺 | 59 国分寺 |
60 横峰寺 | 61 香園寺 | 62宝寿寺 | 63 吉祥寺 | 64 前神寺 | 65 三角寺 |
☆山岳信仰の霊地石鎚山修験道の中核道場、「遍路ころがし」の最難所☆
西日本の最高峰・石鎚山(標高1982m)は、山岳信仰の霊地であり、修験道の道場でもある。西条市の横峰寺は、修験道の道場の真っただ中、石鎚山の山系の北側中腹(750m)にあります。ここは、四国霊場のうちでは3番目の高地にあり、お遍路さん泣かせの「遍路ころがし」の最難所に当たります。
朝もやの境内
昭和59年に林道が完成して、現在は境内から500m離れた林道の駐車場まで車で行き参拝できますが冬期は12月下旬から2月いっぱいまでは不通となります。大型バスは通行できません。
参道
横峰寺の歴史や由来によると、白雉2年(651)、役行者小角が石鎚山の星ヶ森で修行をしていると、山頂付近に蔵王権現が現れたという。その姿を石楠花の木に彫り、小堂を建てて安置したのが創建とされている。また、延暦年間(782〜806)には石仙仙人という行者が住んでおり、桓武天皇の脳病平癒を成就したことから、仙人は菩薩の称号を賜ったと伝えられる。
本堂
弘法大師がこの寺で厄除けと開運祈願の星供養の修法をしたのは大同年間(806〜10)とされ、その時やはり蔵王権現が現れたのを感得、堂宇を整備して霊場とした。
大師堂
以来、神仏習合の別当寺として栄えているが、明治新政府の廃仏毀釈令により寺は廃寺となった。明治42年になって、檀信徒の協力によりようやく復興している。 寺のから600m入った標高820mにある「星ヶ森」は、霊峰石鎚山の遥拝所として国の名勝に指定されています。
星供大師像
境内には、右手に剣、左手に巻物を持った「星供大師」像があります。本堂から大師堂の横の山際一面には石楠花が植えてあり、毎年5月上旬から鮮やかな薄紅色の花が境内を彩ります。
◇アクセス情報
所在地 〒799-1112 愛媛県西条市小松町石鎚甲2253
電話 0897-59-0142
駐車場 あり
宿坊 なし
公式HP なし